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子供の自己肯定感を育むためには、褒めない叱らない子育てをすべき

2021年4月19日 17:06

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 子育てをしていると、強く叱っても子供が言うことを聞いてくれなくて困ることもあるだろう。そういう時にはより強く叱れば良いのだろうか。褒めたり叱ったりする教育は短期的には効果を発揮しても、長期的に見ると子供の自立を妨げ自己肯定感が育ちにくくなってしまうと言う。アメとムチの教育から脱却して、子供が自分の頭で考え豊かに育つような子育てのコツを掴んでいこう。

【こちらも】心理学・脳科学に基づく、幸せを感じられる子育てのコツ

■アメとムチの教育は子供の自立を妨げる

 「褒美を与える」や「罰する」というようなアメとムチの教育は、そもそも動物が人間の思い通りに動くように躾けるための方法だ。ただ命令を忠実に守るだけの大人になるように育てないなら効果的だが、子供に自立し自分の頭で考えるようになって欲しいのなら適さない。

 そんなひどい子育てはしていないと考えている人が大半だと思うが、実際はどうだろう。例えば、テストで良い点をとってきた時に「いい子だね」と褒めたり、飲み物をこぼした時に「なにしてるの!」と叱ったりはしていないだろうか。これらは、親が子供に思い通りになって欲しいという思惑を込めてアメとムチを使い分けている例である。

■褒めると自己肯定感が育たない

 叱ることはまだしも、褒めることはなぜ良くないのだろうか。子供は常に親からの愛情を欲っしており、子供の健やかな成長には欠かせないものだ。その子供にとって大切な愛情を「良い行いをした時」だけに与えるとどうなるだろう。子供は褒められたいがために常に親の顔色を窺うようになってしまうのだ。

 親の顔色を窺って常にどうにかして褒められようとしている子供は、一見良い子に見えるかもしれない。しかし、その子供は条件付きでしか自己肯定感を持つことができず、人から褒められることでしか自分を肯定できない。その上、親からの愛情も条件付きでしか感じることができず、親子の仲も崩れやすくなってしまう。

■叱る時には子供の気持ちに寄り添う

 一方で、悪いことをした時には叱らないといけないと思う人もいるだろう。もちろん子供のやることを全て許そうというわけではない。大切なのは一方的に失敗や悪戯を叱るのではなく、子供の考え方や行動の理由をまず考えるべきなのだ。その上で一緒になってより良い方法を探っていけば良い。

■条件付きの愛情ではなく無条件の愛情を

 「褒める」や「叱る」という行為は、子供には、行動によって親の愛情を出したり引っ込めたりするものとして、映ってしまう。そうすると自分は条件付きでしか愛されないのだと、子供の情緒は不安定になってしまうのだ。

 どんな行動や結果だったとしても、子供の考え方や過程に注目して無条件に愛情を注いであげよう。すると、子供は安心して失敗や成功を繰り返し、健やかに育っていくだろう。(記事:双風サキ・記事一覧を見る

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